きろくのぶろぐ

主にファンレターについての記録

続・贈れなかったお花の話

劇団エグスプロージョン「ANSWER」

残念ながら中止になってしまった公演ですが、お花屋さんのご厚意により、最後まで素敵なお花を作って頂きました。

とってもとっても、綺麗なお花です。

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「不思議な世界」へ辿り着くというあらすじの舞台。二つの世界があるということで「別世界」の表現として、お花屋さんへのオーダーは「上下で色を分けてほしい」という内容で制作をお願いしていました。

 

色はお花屋さんにお任せして、お花屋さんのセンスでこんなに素敵に、綺麗に仕上げて頂きました。

立て札は私が制作して持ち込んだもの。キラキラお星様な立て札に仕上げたのですが、お花屋さんが全体に入れて下さった黄緑色のお花もお星様みたい。お花屋さん、色々考えてデザインして下さったようで、とっても嬉しい!

 

届けられないのは残念だけど、私の応援の気持ちをとても素敵な形に変換して下さいました。

 

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ここに至るまでの経緯をお話しします。

公演中止のお知らせを見てすぐ、泣く泣くお花屋さんへキャンセルの連絡。

そこでお花屋さんから「せめて最後まで仕上げて完成品の写真をお送りしたい」という暖かいご提案を頂きました。

 

実は当初、お花屋さんからのご厚意に満ちたお申し出をお断りするつもりでした。「完成品を見ても余計に悲しくなってしまうかな」「飾られる場所がなくなるくらいなら、他に回してもらったほうがお花も幸せなのでは」と…。

何よりも、誰より見てほしかった人に見てもらうことは叶わない。

 

ですが前回の記事を書いた後、フォロワーさん達を始め多くの方々からあたたかいお言葉を頂き、いろんなお話を伺いました。(励ましのお言葉を下さった皆様、スターを送って下さった皆様、本当にありがとうございます)

その中でお花屋さんが既にお花の制作に着手をして下さっていたことも知りました。そのような過程もあり、お花屋さんに最後まで制作をお願いすることとなりました。

そして本日、お花屋さんから素敵なお花の完成写真が送られてきました。

 

お花屋さんへLINEを送るたびにぐすぐすと泣いていた私ですが、今はどこか晴れやかな気持ちでこのブログを綴っています。素敵なお花を作って頂いて、本当によかった。

 

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今回、このお花を届けることは叶いませんでしたが、少しでも応援の気持ちがどこかに届いているといいな。またいつか、素敵なお花を贈れる日が来るといいな。

「明日からまた新しいスタート」と推しは語っているから、私も明日からはまた前を向こうと思います。泣くのは今日まででおしまい。

 

そしていつか必ずこの物語をこの目で見届けたい。

劇団エグスプロージョン「ANSWER」

再演の日を心より願っています。一丸となっていい作品を作り上げようとしていたのを知っているから、いつの日か…絶対に素敵な物語を私達に届けてくださいね。その時は私達も、全力のエールを送ります。

 

 

答え、みつかりますように。

 

 


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この世界に生きる貴方に会える日を、待ってるよ。